発芽
若かりし頃の理科実験を思い出す。
「まさに鉄釘を早く錆びさせるにはどうしたらよいのか」というテーマである。
小学生の実験なのだから、いろいろな材料が既に用意されており、教科書やら見ればある程度は判るものである。
他の班が水につけたり塩水に浸したりするだけなのに、我が班は・・・、というより私が水よりも海水の方が錆びやすく、海水には3%の塩分があるということを知っていたので、わざわざ上皿天秤をだしてもらい、きっちりと塩分濃度を3%にして行った。
結果は1週間後。
結果は・・・お塩を適当に多量に入れた班の勝ち。
今となっては懐かしい思い出、
今ならば塩分濃度を様々に振ったりするのだろうか。
今ならば、手っ取り早くプラス電位をかけてしまうのだろうか。