外部脳

初めてコンピュータに興味を示したのは、中学2年生の頃かと思います。きっかけは何にあったかは不明ですが、多分図書館でコンピュータ雑誌を見かけたのだと、面白そうな物があるなとでも思ったのでしょう。全く覚えていません。

でも、当時コンピュータで何をやりたかったのかは覚えてます。それは、脳の代替です。こいつを使えば、一般程度の考えは代行させることができるようになって、人間はより深い思考ができるようになる。若しくは、思考のみの段階はコンピュータ主体で行わせ、実際に現実化するのに注力できるようになるのか・・・そんなのを思ってました。

でも、今時点では・・・。何も達成してません。確かにいろいろな仮定計算を行うことができ、膨大な情報を整理・統合、そして法則化・規則化することも可能になったかもしれません。

でも不十分、この程度の延長で外部脳にはなれないことも判ってきました。コンピュータが夢を見られるようになるのはいつの事でしょうか。前世紀に見た夢は、来世紀には現実化するのでしょうか。

しかし多分ですけど、外部脳というのは現実化しています。「三人寄れば文殊の知恵」、人間は他人の脳をあたかも自分の物のように利用することが出来ます。それは権力の故、それは共通目標の故、気まぐれの故、優しさの故、策謀の故・・・、故はいろいろありますが、自分以外の脳を有効活用できます。完全制御は難しいですけど・・・、でもこれは自分脳でも同じ事です。

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