ロシアの超純水

どうも水は身近にあるせいか、妖しげな・・いや怪しげな文物が溢れてます。そんな話とは一線を画してますが、同じような気もする過去の出来事を思い出します。


あるロシア人科学者が水を精製する過程でとんでもない発見をしました。「水をどんどん精製して純度を高めていくと、異常な粘性を示し赤みがかってくる」と報告したのです。そして、いろいろ物性や構造を調べていくと、どうも通常の水とは異なる高次構造を持っており、純粋な水分子集合体の究極的な高次構造であるというのです。画期的な構造で体によいとか、反対に生物が触れたことのない水なので生きていけないだとか、いろいろ騒がれたようです。まぁ、これが当時提起された超純水なのです。

この水、飲んでみたいですか?。


尚、これはお話しです。昔読んだ本にはちゃんと書かれていたかもしれませんが、長い年月を経る内に記憶は不しなわれ、また勝手に補強され、ここに至ってます。つまり、お話しです。あしからずご了承くださいまし。


結局この話は、「精製過程で使った蒸留機の接合部分に塗ったグリースから不純物が混入していた」とされたようです。超純水ではなく、実はこっそり汚染水だったのです。

この純水、飲んでみたいですか?。

http://www.hatena.ne.jp/1098204831