特権者の証

 質問が提示されて各者一斉にスタート・・・とそんな光景を想像してしまいます。取りあえずは質問にある文言を使って検索します。この段階である程度の答えが出てくれば、あとは早い者勝ちの世界へと展開します。

 吟味する間もなく、ていていと打ち込まなければ、あっけなく拒絶されてしまいます。さて誤爆か否や、お祈りの時間です。拒絶された人は、ここで諦めるか姑息な手段に出るかで、人間性が試されます。

 この質問は難しいから次に進みます。検索で見つけたwebを適当に流し読みして、周辺情報を集めます。で何とか集めた情報から質問内容を再構築して、キーワードを創造します。この分野に詳しい人はここから始められますから断然有利なのです。

 そして検索、この段階でいくつかの核になるwebが見つかりました。でも多分質問者が見たページです。このページを見て疑問に感じたから質問したのでしょう。しかしそれ以上の情報が全く見つからないのは困ったものです。ここで質問+α程度で回答するか否や、またもや試練の時です。この程度の回答で満足してしまう/諦めてしまう質問者なのか、それにも依ります。

 一般商取引とは異なり、集まった情報の価値・評価は、完全に質問者の判断に任されています。質問者は、質問文の内容からだけではなく、回答へのコメント・評価を通じて、その論理的能力や判断力、人間性を試されています。名馬名伯楽の喩えを思い出します。

 そして、この質問者は如何に・・・。この答えは多分ネット上にはありません。幾度もキーワードを変え検索しても見つからない場合は、最終手段が待ってます。これをするか否やは大いなる決断を要求されます。当然質問者の人間性も充分顧慮する必要があります。

 その方法とは・・・、「当事者に聞く」です。万策尽きた後はこの方法に勝るものはありません。でも今回は聞けません。今外務省は大変な状態でしょう。そんな中ノコノコと聞きにはいけません。平和になるまで、しばし待ちましょう。

 尚、正規の手続きで調べることはできます。公示対象個人情報ファイル一覧には、在日外国公館構成員ファイルや在日外交官用自動車登録ファイルがあります。なので外務省に情報公開を要求すれば、その内容は開示されます。そしてその二つを照らし合わせて分析したら規則性が判るはずです。

http://www.hatena.ne.jp/1070762412