自戒「初心忘るべからず」

 達人かどうかは別として、ある特定分野なら直ぐにキーワードが頭に浮かび、少しは深く検索できます。そして見つけ出したURLを答えます。それが本来のはてなです。「はてな」は一次検索の手間を代行させるサービスなのです。

 しかし人の欲求は限りなきもの、質問者・回答者とも単なる検索結果よりもそのものずばりの回答が持てはやされるてしまう。これも一種のエントロピー増大則というべきものか。白黒ハッキリできる情報系の質問ならばいざ知らず、状況判断によって大きく異なる質問・・人の行為の是非判定などは充分顧慮しなくてはなりません。

 片一方だけの見解からの検索、一般(建前)論からの検索、逆に特殊状況からの検索・・・、どの検索結果も一次検索の手間を軽減させるという点では正しいのです。異なる結果・結論を無視しかねないという点で間違っています。適切な回答の為には適切な質問を、でもプライバシーの観点からそれも難しいのでしょう。

>はてなは、知りたいホームページのアドレスを、あなたに代わってホームページ探しの達人が調べてくれる

質問者も回答者も迷ったときはこの文言に立ち返りましょう。本来は「ホームページのアドレス」なのです。

追記:弁護士法第72条において、論点となろう箇所のみ取り上げた(大分省略)。
 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で・・・法律事件に関して鑑定・・・を業とすることができない。

 報酬を得る目的か?。結果的にポイントが金銭になるのならば、そう取られてもおかしくはないと思う。ポイント不要と書いておけば問題ないかも知れないが、実態としてポイントを拒否できる仕組みがない場合は難しいかもしれない。

 法律事件に関して鑑定とは?。単に思っているだけとか、根拠もなく言い張っているだけなら個人的感想とでも言い逃れようもあろうが、ある程度の根拠を示しかつ断定表現を用いると鑑定していると見なされるかもしれない(^^);;;。

 業とするとは?。繰り返して法律事件に関して鑑定しているのならば、それは業として見なされるかもしれない。

結局、それが鑑定か否やで弁護士法違反に問われるかも・・・、気を付けねば。
「法をもてあそぶ者は、法に泣く」、昔教わった言葉にふと思う。

http://www.hatena.ne.jp/iwashi?mode=detail&iid=5293