客観性の喪失

 前月は何故かポイントが多くもらえた。先々月までの月平均の10倍にも達する。いったい何があったのだろう。sasada氏の考察によると、このシステムでは速攻型が有利なようである。なにやら子供らがカードを手に地べたで「俺の速攻を見せてやる」などと吠えているのを思い出してしまう。

 確かに速攻は有効な戦略であるが、ひとたび守勢に回ると案外脆いものである。そう暗黒デッキには・・・って何の話だ。全くルールが解らずに書いているし(^^);;;。

 基本的には、速攻型の対極に位置する戦略になるのか、あまり有効回答がもらえず放置されている質問、その中で何とかテリトリーの内容を取り上げて回答する。すると大層感謝されるたり、高ポイントの可能性が高まる。でも、これは諸刃の剣、時間がかかった分だけ、回答のできが良くないと、逆に激怒される危険性もある。何とも難しい戦略なのである。

 この際に問題になるのが、URLである。単純に見つからなかったから放置されているのであって、理想的なwebは存在していないことが多い。様々なwebを渡り歩き、関連づけ、結論を導き出す。渡り歩いた分だけのURLがずらずらと並び、それだけでは理解不能かもの不安から、ずらずらと説明文がつく。

 ましてや有料データベースや印刷媒体からの情報が中核を占めていると・・・引用とするわけにも行かず、URLはダミーになるは、説明は全て自分の言葉になる。これをすると質問者が喜んでしまうものだから、困ったものである。つい多用してしまうのは人間の証か。そんなかんなで回答数の割にポイントが高くなってしまったのである。

追記:Heisenbergの不確定性原理 Δq・Δp 〜 h
 この原理によって既に客観性は喪失しており、故にすべての回答は主観的といえる。それが自分の意見であるか全く知らない他人達の意見であるかだけの違いである。結局の所、どこかのwebに載せてしまえば、同じ扱いになる。

 どちらにしても最終的な是非の判断は質問者の良識にゆだねられている。ここでマイナスポイントが付けられるとしたら、どうなるのだろう。執行猶予付き&調停機関を用意した上であるが・・・、これも諸刃の剣か。


 最近の危ない状況に関する一連の言い訳を、ここに完了する。

http://www.hatena.ne.jp/iwashi?mode=detail&iid=5359