関西弁の猫
「にゃ、にゃ」
「にゃ〜、にゃ〜お」
「にゃ〜、にゃ」
「ちょっと、あんた何しているの?。大丈夫?」
「にゃ・・!!。あっ・・逃げた。おかしいなぁ、ここらの猫は愛想が悪い」
「何言ってんのよ。野良猫なんてそんなものよ。見知らぬ人間に簡単に慣れないわよ」
「そんなことないよ。東京にいたときは近づいてきたのに。何でだろ」
「おかしいの。その猫は飼い猫だったんじゃないの?。だからよ」
「違うよーーだ。会った猫ほとんどが寄ってきた。にゃ、にゃ、と鳴き真似して呼びかけると、必ず」
「はいはい、じゃ言葉が違うんだね。この辺の猫は関西弁なんだよ。あんたも関西弁マスターしないとね」
「そんなことより、早くダンボール開けないとね。全然片づかないじゃないの」
「はいはい」
はたして猫語に関西弁はあるのか。それとも標準語だけなのか。今明らかに・・・なるのか。