電子のお手紙

 e-mailとは送りっぱなしのシステム、宛先不在だとエラーが帰ってくることも多いが、何時届くのか、その保証はない。「今メール送ったんだけど、届いてる?」との確認電話は今となっては懐かしい笑い話・・なのか。

 最近では「開封通知」なるオプションもあるが、これはトラフィックを増大させる行為として忌み嫌われていた。今は昔や、昔は今か。

 それでもメールは進歩している。日本語が全く使えなかった昔、本文には何とか日本語が使えてもタイトルではダメ。半角カナなど入れようものなら・・・。それが今は何ともない。これも技術の進歩である。

 届くかどうかの保証もない時代、というよりメールアドレスが物珍しかった時代である。何日も何週間も掛かって届く手紙、地球を何周したのだろうと囁きあう日々、すべては過去の物語である。それが今や、ライフラインの一つとして機能している。これは進歩である。

 メールシステムが今後どうなるのか、インターネットの発展・発達と共に大きく変わっていく。安全に、確実に、情報を伝えていく。文字だけに限らずに。

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