河豚の数え方
未開の地に派遣されたセールスマンの有名なお話、その地域のほとんどの人々はテレビを持っていませんでした。さて、そこの人々はテレビがお嫌いなのでしょうか。
大阪では河豚を食べたことがあります。でも東京だとありません。大阪人モードの時は河豚好きになって、東京人モードだと逆に嫌いになってしまうのでしょうか。やはり福は好まれ、不虞は敬遠されるのでしょう・・か。それとも、単に大阪河豚は好きで東京河豚が嫌いという事なのでしょうか。
多分そうなのでしょう。食い倒れで名高い商人の街「大坂」、武士は喰わねど高楊枝とお武家様の街「江戸」。それぞれの出自の違いが、お値打ちな大衆宴会魚と高級魚接待魚との分岐点か、それは消費量に現れます。
ではでは、消費額ではどうでしょう。各地の最高級魚は築地に運ばれ東京に消えると聞きます。そのようなデータは未だ発見できませんが、関東圏の方が多いのではないでしょうか？。だとすれば、関東圏の人々は河豚が高額であっても、好んで食しているとも分析できるのでは？。そして、このような環境に安価で良質な河豚が提供できれば・・・。
まぁ河豚は皮まで食べられてしまうので、算用の仕様がないのでした。
